検定試験を受ける:カテゴリー
検定試験を受けて就職のチャンスを広げる
日本のネイリスト資格は「美容師」のような国家試験ではありませんので、必ずしも義務づけられているものではありません。
しかし昨今のネイルサロンでは検定取得を必須としているところがほとんどで、何の資格もなしにネイリストとして活動するのは、むずかしいのが現状です。資格を持っているとネイルサロン開業時に物件を借りるときも、信用度が違ってきます。
ネイリストの試験は大きく分けてふたつ。
日本ネイリスト協会が主催するJNAネイリスト技能検定試験と、インターナショナル・ネイル・アソシエーションが主催するネイルスペシャリスト
技能検定試験で、いずれも、春・秋の年2回、全国の都市で実施されます。
合格率を高めるには、事前に各地で行われる対策セミナーに参加すると効果的です。
試験内容は、サロンワークで必要になる技術が中心なので、開業後のためにも挑戦しておきましょう。
【JNAネイリスト技能検定試験】
NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が実施している検定試験で、2007年末現在、約21万名の受検実績があります。筆記試験と実技試験で構成され、筆記試験のみ合格した場合次回に同級を受検する場合に限り、筆記試験が免除されます。
3級から順に受検するのがきまりです。
1級
トップレベルのネイリストに必要とされる総合的な技能と知識を検定するものです。
筆記試験とスカルプチュア、チップ&オーバーレイ、ミックスメディアアートの実技(150分)があります。
2級
サロンワークで通用するネイルケア、チップ&ラップ、カラーリング、ネイルアートを検定するもの。
筆記試験と前半35分、後半55分の実技があります。
3級
ネイリストの基礎をマスターしているか検定するもの。
筆記試験とネイルケア、カラーリングの実技(60分)があります。
しかし3級取得だけでは、ネイルサロンへの就職は難しいのが現状。
1級のさらに上位の試験として、ネイリスト育成のために必要な知識と技術が試される認定講師試験も行っています。
【I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験】
NPO法人・インターナショナル・ネイル・アソシエーションが実施している検定試験。
国際水準のネイルスペシャリストの育成を目的とします。
筆記試験と学科試験で構成され、学科または実技試験のうちどちらかに合格した受験生は次回試験時に合格科目が免除されます。
A級
理容・美容専門学校に在校する学生を対象としたもので、ベーシックなネイルの知識と技能を検定するもの。
PA級(初級)・AA級(中級)・AAA級(上級)
プロフェッショナルを対象にネイルの総合的な技能と知識を検定するもので、同じ内容の試験を受け、80点以上がAAA級、70点以上がAA級、60点以上がPA級と認定されます。
試験内容は、学科と実技(ネイルケア・スカルプチュア・チップ&ラップ・カラーリング)。
プロのネイリストとして長く活動していくなら、コンペティションと呼ばれるコンクールに出場し自分の実力を広くアピールしましょう。
コンペティションでの順位は、ネイリストとしての技術力を客観的に測る基準となります。
自分のレベルを知るチャンスでもあります。
グランドチャンピオンとは、プロ部門の複数競技の総合得点で争われ、その大会で最も優れた技術を持つネイリストに与えられる称号。
ネイルケアとスカルプチュアの合計点で評価される方法が一般的です。
グランドチャンピオンになれば、雑誌からの依頼やセミナー講師などの仕事が増え、活動の幅がさらに広がります。
【日本のコンペティション】
開催規模や参加人数、部門分けや競技種目などは、各種コンペティションによってさまざまです
●INAネイル・コンペティション
●アメリカン・ネイル・カップ
●アジア・ネイル・フェスティバル
●ネイル・オリンピック
●インターナショナル・ネイル・エキスポ など
【海外コンペティション】
主にネイル先進国のアメリカや韓国で開かれるもので、日本からも毎年多くの参加者がエントリーします。
●ISSEロングビーチ・ネイル・コンペティション
●ラスベガス・ヘアー&ネイル・カンファレンス
●コリア・ネイル・デザイン・フェスティバル
●インターナショナル・ネイル・コンペティション など